Author: Yasuaki Kobashi(小橋康章), All Rights Reserved
Date : 10 December 2003 (moved to this site); 18 April 2000 (modified); 7 April 2000 (created)

創造的思考と発想支援ギャラリー

創造性を図示してみると(2000年4月11日)






作者:増田早哉子
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  1. 創造性の持つダイナミズム,モード(はけ口?)の多様性が感じら れます[小橋].
作者コメント: 右端の「キラキラ」は創造性の(私の)イメージです。
全体の「もやもや」は創造的な思考全体をあらわしたつもりで、臨機応変 というか応用のあり、どんな形にでも変化できるところを「もやもや」で表し ました。
左上の「手」は”作り出す”の意味の創造。
しかし、ただ作り出すと言ってもなにもない所から出来るわけではない、 と考えているので、創造の基本となる知識を「本」や「音符」で、また知識 のもととなる情報の収集を「目」や「耳」であらわしました。
また、創造したものをしまっておくという手はないなぁ、と思ったので「口」 で創造したものの告知(?)を。
そして、これらの行為は単一で成り立っているのではなく、相互作用的に 働いているということをたくさんの「矢印」で表しました。
作者:斎藤光太郎
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  1. シミュレーション・モデルといってもいいほど.作者の整然とした 頭の作りを想像させます[小橋].
作者コメント: 想像性(sic)とは、物質的には脳を舞台とした現在進行形であるが、それを支えているのは過去経験、そして記憶の蓄積又は変化である。そして、想像性の本質は過去から未来まで無限に広がっている。図示したかったのは、そのような一連の流れに共通している時 間軸を中心としたダイナミクスである。
作者:縄田智子
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  1. 詩画のようにこれはこれで想いが良く伝わってくる[小橋].
作者コメント: 「創造性を図示してみると」という、いきなりの課題に焦りました。 とりあえず「創造性」という言葉を聞いて、思いつくことを言葉にしてみた というわけです。
「拡散」「上昇」「沸く」「新しいものであるが、既存のものでも良い部分は 取り入れる」「一方向ではなく、枝分かれ」と言葉にしてみたのですが、そ のときに噴水や泉の風景が頭に浮かびました。いざ絵にしてみたら単な る上向きの矢印でしたね。
水が循環し、外に“噴水”として表れるという繰り返しが、創造性の「思考 をあたためる(思考が生まれる前の)」段階と「思考を外に表出する」段 階、そして「さらなる新しい思考につながる」段階に似ているのではない かと考えました。
作者:小平英治
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  1. ピクトグラムのようにわかりやすく図示しています.こちらの 解釈があっているのかどうか作者に問いただしてみたい[小橋].
  2. 穴を見つけて出ていくのか,突き破って出ていくのかという質問が誰か から出ていましたね[小橋].
作者コメント: 上中下3図のそれぞれにタイトルをつけてみました。自らの作品について細かい解説をするのは芸術家にとってはタブーですので(笑)、これをもって作者コメントとさせていただきます。上図:「(守→)破離」。中図:「科学者の成績グラフ」。下図:「前後不覚」。
作者:小橋康章
    コメント:
  1. 神経系みたいだ[?]
作者コメント:小さな選択が積み重なって,全体として今までなかった ものが出来てゆく.時々,途中までの産物を見直し,それを刺激として 新しい方向付けが生じる,といったことを表現したかったようです (今にして思えば).


E-mail: yasuaki.kobashi@nifty.ne.jp(小橋康章)

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