作者:増田早哉子
コメント:
- 創造性の持つダイナミズム,モード(はけ口?)の多様性が感じら
れます[小橋].
作者コメント:
右端の「キラキラ」は創造性の(私の)イメージです。
全体の「もやもや」は創造的な思考全体をあらわしたつもりで、臨機応変
というか応用のあり、どんな形にでも変化できるところを「もやもや」で表し
ました。
左上の「手」は”作り出す”の意味の創造。
しかし、ただ作り出すと言ってもなにもない所から出来るわけではない、
と考えているので、創造の基本となる知識を「本」や「音符」で、また知識
のもととなる情報の収集を「目」や「耳」であらわしました。
また、創造したものをしまっておくという手はないなぁ、と思ったので「口」
で創造したものの告知(?)を。
そして、これらの行為は単一で成り立っているのではなく、相互作用的に
働いているということをたくさんの「矢印」で表しました。
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作者:斎藤光太郎
コメント:
- シミュレーション・モデルといってもいいほど.作者の整然とした
頭の作りを想像させます[小橋].
作者コメント:
想像性(sic)とは、物質的には脳を舞台とした現在進行形であるが、それを支えているのは過去経験、そして記憶の蓄積又は変化である。そして、想像性の本質は過去から未来まで無限に広がっている。図示したかったのは、そのような一連の流れに共通している時
間軸を中心としたダイナミクスである。
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作者:縄田智子
コメント:
- 詩画のようにこれはこれで想いが良く伝わってくる[小橋].
作者コメント:
「創造性を図示してみると」という、いきなりの課題に焦りました。
とりあえず「創造性」という言葉を聞いて、思いつくことを言葉にしてみた
というわけです。
「拡散」「上昇」「沸く」「新しいものであるが、既存のものでも良い部分は
取り入れる」「一方向ではなく、枝分かれ」と言葉にしてみたのですが、そ
のときに噴水や泉の風景が頭に浮かびました。いざ絵にしてみたら単な
る上向きの矢印でしたね。
水が循環し、外に“噴水”として表れるという繰り返しが、創造性の「思考
をあたためる(思考が生まれる前の)」段階と「思考を外に表出する」段
階、そして「さらなる新しい思考につながる」段階に似ているのではない
かと考えました。
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作者:小平英治
コメント:
- ピクトグラムのようにわかりやすく図示しています.こちらの
解釈があっているのかどうか作者に問いただしてみたい[小橋].
- 穴を見つけて出ていくのか,突き破って出ていくのかという質問が誰か
から出ていましたね[小橋].
作者コメント:
上中下3図のそれぞれにタイトルをつけてみました。自らの作品について細かい解説をするのは芸術家にとってはタブーですので(笑)、これをもって作者コメントとさせていただきます。上図:「(守→)破離」。中図:「科学者の成績グラフ」。下図:「前後不覚」。
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作者:小橋康章
コメント:
- 神経系みたいだ[?]
作者コメント:小さな選択が積み重なって,全体として今までなかった
ものが出来てゆく.時々,途中までの産物を見直し,それを刺激として
新しい方向付けが生じる,といったことを表現したかったようです
(今にして思えば).
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