Author: Y. Kobashi(小橋康章), All Rights Reserved.
Date : 2012年12月07日(更新); 2009年12月21日(更新); 2009年10月20日(更新); 2009年02月13日(更新); 2009年01月16日(更新); 2008年11月18日(更新); 2008年2月14日(更新); 2007年11月1日(更新); 2007年10月22日(更新); 2007年9月19日(このサイトに移動); 2007年8月2日(更新); 2007年7月27日(更新); 2007年3月12日(更新); 2006年12月7日(更新); 2006年11月2日(更新); 2006年5月6日(更新);2005年11月22日(更新);2004年5月9日(更新);2004年3月16日(nifty.comサイトに移転);1997年12月18日(ニフティのサイトに移転);1996年2月3日(東京理科大学のサイトに最初のウェブ版作成);1988年6月25日(作成)


行動的意思決定論関連書籍

Books on Behavioural Decision Theory:
For Research and Education
compiled by Y. Kobashi

This list represents the basic literature, mainly books, in a chronological order. Some books in the related fields, e.g. Normative Decision Theory, DSS technology, decision-oriented counseling, are included.
厳密には「行動的」と言えない意思決定論の本も入っていますが「関連書籍」なのでご容赦ください.小橋の趣味です. 日本語で読める行動的意思決定論の書籍は全て−文字どおり一冊残らず−網羅することを目指しています.もしこの分野の本で洩れているものがあるのにお気づきの方は,ぜひお知らせ下さい.つけ加えさせていただきます. 英語の本は原則的に自分で見たことがあるもの,特に重要と思われるもののみを挙げています. 実見していなくてもどなたかの推薦があった本はそのことを注記の上, 掲載しています.

印がついているのが,意思決定に「ついての」理論的研究(記述的意思決定論)の中でも行動的意思決定論そのもの,またはそれに直接的に言及している文献です.

印は統計的意思決定論をメインに意思決定の「ための」理論(規範的意思決定論)を扱った本です.「ための」といっても特に実践的だったり技法を扱った本には印をつけておきました.

印はたまに思い直して付け替えることもあります.印がついていないのは,どれにも当てはまらないもの,わたし自身が迷っているものなどです.もちろん広い意味で意思決定に関連があると思っているものだけを挙げてあります.


Books (単行本)

Review Papers (レビューペーパー)

Journals (専門雑誌)


Books (単行本)

概説書・教科書などの基本的な書籍

von Neumann, J. & Morgenstern, O., Theory of games and economic behavior. Princeton University Press, 1944, 1947, 1953.
フォン・ノイマンほか(銀林浩ほか監訳),「ゲームの理論と経済行動」 東京図書,1972.

Luce, R.D. & Raiffa, H., Games and decisions. NY: Wiley, 1957

戸田正直・中原淳一,「ゲーム理論と行動理論」(情報科学講座),共立出 版,1968.
わたしが知る限り,わが国で出版された心理学者による意思決定論に 関する本の第一号.

齋藤嘉博,「決定のはなし:情報化時代の意志決定」,日科技連,1969.
OR的な意思決定分析の実用書

Raiffa, H., Decision analysis: Introductory lectures on choices under uncertainty. Reading, Mass., etc.: Addison-Wesley, 1970.

森田優三,「意思決定の統計学」(講談社現代新書),講談社,1971.
統計的意思決定理論の入門書

宮沢光一,「情報・決定理論序説」,岩波書店,1971.

宮川公男,「意思決定論」,丸善,1975.

会田雄次,「決断の条件」(新潮選書),新潮社,1975.
エッセイ集.

Keeney, R.L. & Raiffa, H., Decisions with multiple objectives: Prerences and value tradeoffs. Wiley, 1976.
キニー,R.L.とライファー,H.(高原康彦・高橋亮一・中野一夫監訳), 「多目標問題解決の理論と実例」,構造計画研究所,1980.
多属性効用理論についての基本的な文献

Ehninger, D. & Brockriede, W., Decision by debate, 2nd Ed. Harper & Row, 1978.
意思決定理論に全く言及せず,討論(ディベイト)による意思決定を教える 教科書.

Janis, I.L. & Mann, L., Decision-making: a psychological analysis of confilict, choice and commitment. Free Press, 1979.

Adams, J.L., Conceptual blockbusting: A guide to better ideas, 2nd Ed. Norton,1979.
アダムス,J.L.(恩田彰訳),「創造的思考の技術」,ダイヤモンド社 ,1983.

Brightman, H.J., Problem solving: a logical and creative approach. College of Business Administration, Georgia State University, 1980.
ブライトマン,H.J.(大前研一監訳),「戦略思考学」,プレジデント 社,1983.

Kowitz, A.C. & Knutson, T.J., Decision making in small groups: The search for alternatives. Boston, Allyn and Bacon, 1980.
意思決定理論に全く言及しない,小集団による意思決定の教科書.

佐伯胖,「『きめ方』の論理:社会的決定理論への招待」,東京大学出版会, 1980.
投票など社会的/集団的決定の規則の性質やパラドックスなどを扱った ユニークな本.

近藤次郎,「意思決定の方法:PDPCのすすめ」(NHKブックス), 日本放送出版会,1981.

寺野寿郎監修,「あいまい工学のすすめ:新しい発想からの工学」 (講談社ブルーバックス),講談社,1981.
意思決定には「触れている」程度だが,ファジィにとらわれず「あいまいさ」 の工学的扱いを幅広く検討している.

Simon, H.A., The science of the artificial, Second Ed. MIT Press, 1969, 1981.
サイモン,H.A.(稲葉元吉・吉原英樹訳),「新版 システムの科学」, パーソナルメディア,1987.
付録 Rational decision making in business organizations. Nobel Foundations, 1978

Toda, M., Man, robot, and society: Models and speculations. Boston, etc.: Kluwer-Njihoff, 1982.
戸田正直による意思決定ほか関連の論文の集成.茸喰いロボット(Fungus Eaters)についての古典的な論文を含む.

Behn, R.D. and Vaupel, J.W. Quick analysis for busy decision makers. Basic Books, 1982.

Kahneman, D., Slovic, P. and Tversky, A. (Eds.), Judgment under uncertainty: Heuristics and biases. Cambridge University Press, 1982.
人間の確率判断のバイアスとヒューリスティックスに関するトヴェルスキー とカーネマンの一連の研究報告と,関連する論文を集成したもの.

Simon, H.A., Reason in human affairs. Stanford University Press, 1983.
サイモン,H.A.(佐々木恒男・吉原正彦訳),「意思決定と合理性」, 文眞堂,1987.
1982年2月スタンフォード大学で行なわれたハリーカンプ記念講座での 講演の記録.

Moore, P.G., The business of risk. Cambridge University Press, 1983.
ムーア,P.G.(小路正夫訳),「ビジネスリスク・マネジメント」, 日経マクグロウヒル,1986.

市川惇信, 「意思決定論」,共立出版,1983. ISBN:4-320-07055-0

Wright, G., Behavioural decision theory: an introduction. Penguin, 1984.
行動的意思決定論の入門書.古くなったとはいえ,バランスよく手軽に読め る秀作.

Schmucker, K.J., Fuzzy set, natural language computations, and risk analysis, NY and Oxford: Freeman, 1984.
シュマッカー,K.J.(鬼沢武久訳),「ファジィ集合:自然言語演算と リスク解析」,啓学出版,1990.
言語的なリスク評価を許すリスク分析支援システムとその理論的背景を解説 している.

岩堀安三, 「意思決定のノウハウ:何を基準に戦略を立てるべきか」, PHP研究所, 1984. ISBN:4-569-21411-8

松原望 「新版 意思決定の基礎」(現代人の統計4),朝倉書店,1985.
統計的意思決定理論の教科書

安西祐一郎, 「問題解決の心理学」, 中央公論社, 1985.

飯久保廣嗣,「『決断の速さ』の研究」,かんき出版,1985.
ケプナー・トリゴー法の流れをくむEM法の入門書 ISBN:4-7612-5159-X

Rubin, T.I., Overcoming indecisiveness. Harper&Row, 1985.
ルービン,T.I.(斎藤茂太訳),「決断力の育て方」, TBSブリタニカ,1986.

池田謙一,「緊急時の情報処理」(認知科学選書9),東京大学出版会, 1986. ISBN:4-13-013059-5

Winograd, T. and Flores, F., Understanding computers and cognition: A new foundation for design, Norwood,NJ: Ablex, 1986
ウィノグラード,T・フローレス,F.(平賀譲訳),「コンピュータと認 知を理解する:人工知能の限界と新しい設計理念」,産業図書,1989.
マネジメントの核をなす活動は(近)合理的選択すなわち意思決定だとする これまでの見方に挑戦し,組織内の会話や委託関係の重要性を論じている.経営 を支援するコンピュータの役割も後者の活動を志向するものとなる.CSCWや グループウェアの理論的基盤となる考え方であるといえよう.

西山賢一,「勝つためのゲームの理論:適応戦略とは何か」 (ブルーバックス),講談社,1986.

Von Winterfeldt, D. and Edwards, W., Decision analysis and behavioral research. Cambridge University Press, 1986.
「行動的意思決定論の父」エドウォーズと彼のもとで学んだフォン・ ヴィンターフェルドの標準的な教科書.

刀根薫,「ゲーム感覚意思決定法」,日科技連出版社,1986.
階層分析法(AHP)の入門書

大前義次, 「グラフィック意思決定法」, 日科技連出版社, 1986.

Hogarth, R., Judgment and choice: The psychology of decision. (2nd ed.) , Wiley, 1987. ( order info)

小橋康章 「決定を支援する」(認知科学選書18),東京大学出版会, 1988. ISBN:4-13-013068-4
行為の支援のための理論の一分野としての意思決定支援を検討する.意思決 定分析を直接扱ったものではないが,より詳しく研究したい人のためには参考文 献が沢山あがっているので便利.東京理科大学理工学部経営工学科で筆者が行っ ている「決定理論」講義の参考書. オンライン目次

Eiser, J.R. and Pligt, J van der, Attitudes and decisions. London: Routledge, 1988.

福井次矢,「臨床医の決断と心理」,医学書院,1988.
意思決定分析の医学への応用.心理的バイアスにも言及.

地域安全学会編,「災害時の判断と意志決定」, ぎょうせい, 1988. ISBN:4-324-01374-8

Baron, J., Thinking and deciding. NY: Cambridge University Press, 1988.

Brightman, H.J., Group problem solving: an improved managerial approach. College of Business Administration, Georgia State University, 1988.
ブライトマン,H.J.(吉良直人訳),「グループ戦略思考学」, プレジデント社,1992.

March, J.G., Decisions and organizations. NY: Basil Blackwell, 1988.
マーチ,J.G.(土屋守章・遠田雄志訳),「あいまいマネジメント」, 日刊工業新聞社,1992.

藤田恒夫・原田雅顕,「決定分析入門」,共立出版,1989.

Janis, I.L., Crucial decisions: Leadership in policy making and crisis management. Free Press, 1989
ジャニス,I.L.(首藤信彦訳),「リーダーが決断する時:危機管理と 意思決定について」,日本実業出版社,1991.
79年のマンとの共著, "Decision-making"で広く知られる社会心理学者が組 織における意思決定の観察をもとにまとめた「意思決定の法則」

村川一郎,「自民党の政策決定システム」,教育社,1989.

千坂精一,「信玄・謙信の決断と戦法」,ダイヤモンド社,1989.

Russo, J.E. and Schoemaker, P.J.H., Decision traps: The ten barriers to brilliant decision-making & how to overcome them. NY: Doubleday, 1989. ISBN:0-385-24835-0, 280pp $19.95/ $9.95
慶應義塾大学総合政策学部専門基礎科目「意思決定論」(印南一路) の参考書.

Montgomery, H. and Svenson, O. (Eds.), Process and structure in human decision making. Wiley, 1989.
ヨーロッパの行動的意思決定研究の論文集.モントゴメリの優越構造探索モ デルとそれに基づく実験研究などを多く含む.

Beach, L.R., Image theory: Decision making in personal and organizational contexts. Chichester: Wiley, 1990.

寺岡隆,「事態構造論序説:心理学におけるひとつの視座」,福村出版, 1989. ISBN 4-571-21024-8

藤川吉美, 「合理的な決定とは何か」,慶応通信,1990. ISBN:4-7664-0455-6

Yates,J.F., Judgment and decision making. Englewood Cliffs, NJ: Prentice Hall,1990. ISBN 0-13-511726-7

刀根薫・眞鍋龍太郎編,「AHP事例集」,日科技連出版社,1990.

中島一,「意思決定入門」,日本経済新聞社(日経文庫),1990.
ケプナー・トリゴー流の意思決定の考え方と技法の入門書

遠田雄志,「あいまい経営学」,日刊工業新聞社,1990.
意思決定を中心とする経営学へのアンチテーゼ.マーチのごみ箱モデルを 紹介している.

山岸俊男,「社会的ジレンマのしくみ」,サイエンス社,1990.

大野裕,「『うつ』を生かす:うつ病の認知療法」,星和書店,1990.
コラム法を利用する,五つのコラム法, pp.141-156.
問題解決技法, pp.193-207.

マーク=ラドフォード・中根允文,「意志決定行為:比較文化的考察」, ヒューマンティワイ,1991. ISBN:4-9386-32-29-2

Clemen, R.T., Making hard decisions: An introduction to decision analysis. Belmont, California: Duxbury Press, 1991, ISBN 0-534-92336-4
ピッツバーグ大学 Marek Druzdzel 教授の講義 Decision Analysis and Decision Support Systems の参考書.実用的な 例が豊富な教科書とのこと.著者の Robert Clemen 氏は自分のWWWページ "Making Hard Decisions, 2nd Edition" で,この本をアップデートしている.

Sage, A.P., Decision support systems engineering. Wiley, 1991.
セイジ,A.P.(三森定道・明石吉三訳),「認知心理学的アプローチに よるDSS」,日刊工業新聞社,1993.
意思決定のバイアスやノーマンのデザイン論など心理学の成果を取り入れた DSS開発方法論.

戸田正直,「感情:人を動かしている適応プログラム」(認知科学選書24), 東京大学出版会, 1992.

岡本浩一,「リスク心理学入門:ヒューマン・エラーとリスク・イメージ」, サイエンス社,1992.
リスク研究と意思決定論は兄弟のような関係にある.行動的意思決定論の入 門書と考えても良い.

Thaler, R.H., The winner's curse: Paradoxes and anomalies of economic life. The Free Press, 1992.
リチャード・H・セイラー(篠原勝訳), 「市場と感情の経済学:「勝者の呪い」はなぜ起こるのか」, ダイヤモンド社,1998.
1988年から1990年にわたって Journal fo Economic Perspectives に連載された論文を一冊にまとめたもの. Tversky や Kahnemann と共著の章もある.経済学に行動的意思決定論 の知見を取り込む試み.心的会計(mental accounting)は主観的勘定と訳されている.

松原望 「統計的決定」(放送大学教材),放送大学教育振興会,1992.
放送大学用の統計的意思決定理論の教科書.ISBN4-595-56733-2

Johnson, S., "YES" or "NO": The guide to better decisions - A story. Harper Collins, 1992.
ジョンソン,S.(門田美鈴訳),「1分間意思決定:決断力がつく6つの 秘訣」,ダイヤモンド社,1992.

Poundstone, W., Prisoner's dilemma. Doubleday, 1992.
パウンドストーン,W.(松浦俊輔ほか訳),「囚人のジレンマ: フォン・ノイマンとゲームの理論」,青土社,1992.

Adelman, L., Evaluating decision support and expert systems. Wiley, 1992.
DSSの評価の問題を扱う.著者は心理学者.

Wright, G. and Bolger, F.(Eds.), Expertise and decision support. NY & London: Plenum Press, 1993.

高多清在・小林久司,「強いリーダーを創る戦略策定&意思決定法」, 実業之日本社,1993.

Payne, J., Bettman, J., and Johnson, E., The adaptive decision maker. Cambridge Univ. Press, 1993.

Svenson, O. and Maule, A.J., Time presure and stress in human judgment and decision making. NY & London: Plenum Press, 1993.

Plouse, S., The psychology of judgment and decision making. NY: McGraw-Hill, 1993.

瀬尾芙巳子, 思考の技術:あいまい環境下の意志決定. 有斐閣, 1994.

Jennings, D. and Wattam, S., Decision making: An integrated approach. London: Pitman, 1994. ISBN:0-273-60397-3

Baron, J., Thinking and deciding, 2nd ed. Cambridge University Press, 1994, ISBN 0-521-43131-X (Hard Cover), 0-521-43732-6 (Paper Back)
心理学の学生向けの教科書.

Busemeyer, J., Hastie, R., and Medin, D.L. (Eds.) Decision Making from a Cognitive Perspective. (The Psychology of Learning and Motivation Vol. 32). New York: Academic Press, 1995.

繁桝算男,「意思決定の認知統計学」(行動計量学シリーズ11), 朝倉書店, 1995.
前半は統計的(規範的)意思決定理論,後半はベイズ統計学の教科書といっ た趣の本.ただし前半には3囚人問題などのパラドックス問題,プロスペクト理 論,EBAなど若干の心理学的(記述的)意思決定理論のモデルへの言及を含ん でいる.

陶山博太,「意思決定のための管理会計」,同友館,1995. ISBN:4-496-02234-6

北岡俊明,「意思決定ディベートの技術」,中央経済社,1995. ISBN:4-503-53984-8

宇井徹雄,「意思決定支援とグループウェア」,共立出版,1995. ISBN:4-320-02795-7

Yoon, K.P. and Hwang, C-L., Multiple attribute decision making: An introduction,1995.
情報システム,経営工学分野の著者による多属性意思決定の入門的モノグラフ.技法をコンパクトにまとめている.

竹村和久 ,「意思決定の心理:その過程の探求」,福村出版,1996. ISBN:4-571-25022-3 C3011
著者の博士論文に加筆したもの.行動的意思決定論の教科書というよりモノ グラフである.意思決定問題の心理的構成(表象),確からしさの言語的表現, 意思決定規則の選択,決定後の心理状態など,意思決定過程の心理プロセスを多 角的,かつ実験的に追求した力作.実験の具体的な記述が豊富なので,自分でも これから意思決定プロセスの実験研究を行おうとする者には有用かつ無視するこ とのできない一冊である.残念ながら高価なので(13,000円),図書館などが購 入してくれることを望む.

木下栄蔵,「わかりやすい意思決定論入門:基礎からファジィ理論まで」, 近代科学社,1996. ISBN:4-7649-1040-3

Gallhofer, I.N. and Saris, W.E., Foreign policy decision-making: A qualitative and quantitative analysis of political argumentation. Westport, CT: Praeger,1996. ISBN:0-275-95433-1

酒井泰弘,「リスクの経済学:情報と社会風土」,有斐閣,1996.
経済学者によるリスクと情報と非合理性に関する本.意思決定論やゲーム理論も 扱っている.

上田泰,「集団意思決定研究:集団の世界観相互異質性効果に対する実証可能 性の検討」,文眞堂,1996.

Drummond, H., Escalation in decision making, Oxford Univ. Press, 1996.
ドラモンド,H.(澤田芳郎・山口健二訳)「プロジェクト迷走す−ビッグバン<トーラス>システムの悲劇−」,日科技連,1999. (1999/03/09 高橋和弘さん(中京大学)の紹介)

Bernstein, P.L., Against the gods: The remarkable story of risk. John Wiley, 1996.
バーンスタイン(青山護訳)「リスク:神々への反逆」,日本経済新聞社, 1998.
人間とリスク(確率,不確実性.etc.)とのつきあいの歴史をたどる.サイコロからデリバティブ,ギリシャ神話からカオス理論まで. 途中にパスカル,ベルヌーイ,ベイズやラプラスも,またトヴェルスキーとカーネマンもちゃんと出てきます.behavioral finance, mental accountingといった意思決定論の新しい応用分野についても触れている.

亀田達也, 「合議の知を求めて:グループの意思決定」(認知科学モノグラフ3), 共立出版,1997.
「合議や話し合いという社会的な決定のやり方は本当に正当化できるのか」を問い直す.

印南一路, 「すぐれた意思決定:判断と選択の心理学」,中央公論社,1997.
題名から想像されるような心理学の教科書や研究書ではないが,行動的意思決定論や,推論バイアス,記憶など認知心理学の成果を組み合わせて,よくまとまった解説書に仕上げている.

谷岡一郎,「ツキの法則:『賭け方』と『勝敗』の科学」(PHP新書25), PHP研究所,1997.
「本書の目的は,『ツキ』の正体を解き明かすこと,そして,ギャンブルにおいて<最小限の投入金額>で<最大限の心理的効用(満足感)>をもたらすためのノウハウを学ぶことである(本書,p.4)」
大数の法則を援用して「確実に負ける賭け方」を解説している.

谷岡一郎・仲村祥一編,「ギャンブルの社会学」, 世界思想社,1997. ISBN4-7907-0689-3

嶋津祐一編,「絶対負けないゲーム理論の思考法」, 日本実業出版社,1997.

Goldstein, W.W. and Hogarth, R.W. (Eds.), Research on judgment and decision making: Currents, connections and controversies. Cambridge: Cambridge University Press, 1997.
1986年から1995年までのJDM論文24編を集めたリーディングス.

Kirkwood, C.W., Strategic decision making: Multiobjective decision analysis with spreadsheets. Belmont, CA, : Duxbury Press, 1997, ISBN0-534-51692-0
著者のウェブサイト, Decision Analysis and System Dynamics Resources at Arizona State University,で目次や正誤,アップデートが 提供されている.

中村和男・富山慶典,「選択の数理:個人的選択と社会的選択」(シリーズ 「現代人の数理」13),朝倉書店,1998.
伝統的な意思決定研究の核ともいうべき「選択」を数理的にとらえた.

Klein, G., Sources of power: How people make decisions. MIT Press, 1998.
クライン(佐藤洋一訳),「決断の法則」,トッパン,1998.
実験室的な研究の対極に現れた意思決定の新しい方法論である自然主義的(現場的)意思決定論(NDM: Naturalistic Decision Making)の主唱者であるKlein Associatesの Gary Klein による研究報告.

市川伸一,「確率の理解を探る」(認知科学モノグラフ10),共立出版, 1998.

Bazerman, M., Judgment in managerial decision making.(4th ed.) Wiley,1998.
ベイザーマン(兼広崇明訳), 「バイアスを排除する経営意思決定:ビヘイビヤラル・ディシジョン・セオリー入門」,東洋経済新報社,1999.
ノースウェスタン大学のビジネススクールで使われている経営意思決定論の教科書と紹介されている.behavioral decision theory には行動的意思決定論という訳が既に広く使われていることでもあり,いまさらビヘイビヤラル・ディシジョン・セオリーなどという 表現がはやらないことを望む.トヴェルスキー/カーネマン流のバイアスの問題にずいぶんページを使っているが,ゲーム理論,交渉,バーゲニングまでカバーした便利な本.わたしも自分の授業の中で一部利用させてもらっている(以前ベヘイビヤラル・デシジョン...と書いていたのはわたしのタイピングミスです.済みません 2000/06/06).

田坂広志,「意思決定12の心得」,生産性出版,1999.
マネジメントの現場で得た洞察に基づき,意思決定には直観力,説得力,責任力が必要だと説く.

Hammond, J.S., Keeney, R.L., and Raiffa, H., Smart choices. Harvard Business School Press,1999.
ハモンド,キーニー,ライファ (小林龍司訳),「意思決定アプローチ:分析と決断」,ダイヤモンド社,1999.
あの「多目標問題解決の理論と実例」のキーニーとライファが,と思わせる非数理的なテキスト.現実の意思決定プロセスの構造化に重点.

Altier, W.J., The thinking manager's toolbox. Oxford University Press,1999.
アルティエ(木村充訳),「問題解決と意思決定のツールボックス」,東洋経済新報社,2000.

吉川肇子, 「リスク・コミュニケーション:相互理解とよりよい意思決定をめざして」, 福村出版,1999.
静岡大学教育学部総合科学教室の小山真人さん(火山学がご専門で,地震・火山防災の在り方も守備範囲に入ってくるらしい)による書評あり.

長瀬勝彦,「意思決定のストラテジー:実験経営学の構築に向けて」, 中央経済社,1999.
メタファーと意思決定の関係なども扱っている.組織の中での意思決定を実験的な方法で解明するというテーマの本.

太田勝造「法律」(社会科学の理論とモデル7), 東京大学出版会,2000.
第2章「社会的意思決定としての裁判」はベイズ意思決定論をベースにしている.

今村栄三郎,「図解意思決定の技術」,東洋経済新報社,2000.

松原望, 「ゲームとしての社会戦略:計量社会科学で何がわかるか」(丸善ライブラリー),丸善,2001.
新書ながらゲーム理論から出発して意思決定論も含み,複雑系のような新しい話題もカバーしている.練習問題もついて,学部の意思決定論の授業の副読本によさそう.

松原望, 「意思決定の基礎」(シリーズ意思決定の科学1),朝倉書店,2001.
同名の教科書の第3版に相当.

Allwood, C.M. and Selart, M. (Eds.) "Decision making: Social and creative dimensions.", Kluwer Academic Publishers, Dordrecht, etc.: 2001.
これはまだ日本語で読めませんが,そのうち翻訳が出ることを期待しつつ.ヨーロッパの意思決定研究者を中心にまとめられた論集で日本の研究者も参加.意思決定が社会的な文脈で生じること,その際,意思決定者の創造的な判断が関わっていることを強調している点が新しい.

Gilboa, I. and Schmeidler, D., A theory of case-based decisions. Cambridge University Press, 2001.
ギルボア,シュマイドラー (浅野貴央・尾山大輔・松井彰彦訳),「決め方の科学:事例ベース意思決定理論」,勁草書房,2005.
著者らが提唱する事例ベース意思決定理論の全貌をまとめたもの.

広田すみれ・増田真也・坂上貴之(編著), 「心理学が描くリスクの世界:行動的意思決定入門」,慶應義塾大学出版会,2002.
このウェブページと同様,行動的意思決定をひろくとらえていて,認知的アプローチ(これが狭い意味での行動的意思決定論),対人的アプローチ(意思決定の社会心理学的側面),行動的アプローチ(動物の選択行動),社会的アプローチ(集団行動)にそれぞれ1章を当てているほか,意思決定と密接な関係にあるリスクの諸側面についても序章で言及しています.オリジナリティの感じられる構成.学部レベルでの「意思決定論」の教科書によさそう.

松井彰彦,「慣習と規範の経済学:ゲーム理論からのメッセージ」,東洋経済新報社,2002.

石原英樹・金井雅之, 「進化的意思決定」(シリーズ意思決定の科学5),朝倉書店,2002.

村田陽子, 「ナースのための患者教育:選ばれる看護師になるために」,日経BP社,2002.
看護師は患者の自己決定を支援するという観点で.

上田泰,「文科系のための意思決定分析入門」,日科技連,2002.
主に経営学の学生を念頭に置いた教科書.意思決定分析といってもSEUだけでなく,AHPにも触れている.

中谷内一也,「環境リスク心理学」,ナカニシヤ出版,2003.

逢沢明,「ゲーム理論トレーニング」,かんき出版,2003.
パズル問題集の形で「ゲーム理論を徹底して実践スタイルの本にまとめ」た.

中島一,「意思決定を間違わない人の習慣術」(KAWADE夢新書),河出書房新社,2003.
真面目なハウツー本.学ぶものは多いと思う.

Gigerenzer, G., Calculated risks: How to know when numbers deceive you. Simon & Schuster , 2002.
ゲルト・ギーゲレンツァー (吉田利子訳),「数学に弱いあなたの驚くほど危険な生活」,早川書房,2003.
統計やとりわけ確率数字に関する誤解とその対処法.

角田康夫,「人生と投資のパズル」(文春新書367),文藝春秋,2004.
行動経済学,行動ファイナンスの入門書.プロスペクト理論の解説,賭博師の錯誤,ベイズの定理,キャリブレーションなど,行動的意思決定論でおなじみの話題も扱われている.

畑村洋太郎,「決定学の法則」,文藝春秋,2004.
失敗学で知られる著者による意思決定論.具体的な事例や助言が豊富.

和田秀樹,「『すすむ路』がなかなか決められない人へ:『決断のろま』克服術」,全日出版,2004.
決定理論は実用的な側面を持っているが,それを学んで誰でも直ちに人生における決断が改善できるというものではない.むしろ精神科医に書いたこういう本のほうがしっくり来る人もいるかもしれない.

木下栄蔵・高野伸栄(編),「参加型社会の決め方:公共事業における集団意思決定」近代科学社, 2004.
ブレインストーミングやKJ法をはじめ,AHPなどまで,集団意思決定の支援ツールを集めた教科書.

増島俊之・小林秀徳(編著),「証言 改革を支えるメカニズム:水面下の意思決定者を探る」,ぎょうせい,2004.
中央大学大学院の総合政策研究科で開講された授業「総合政策フォーラム」の授業記録です.政治や行政の場で活躍している人たちを招いて教官がインタビューし,そのあとで質疑応答があったようです.本書に収録されている論文「制度改革の意思決定モデル」(小林秀徳)は単純な合理的意思決定モデルを超えた複雑な意思決定プロセスの記述の仕方を例示しています.

Schwartz, B., The paradox of choice: Why more is less, Ecco, 2004.
シュワルツ,B.(瑞穂のりこ訳),「なぜ選ぶたびに後悔するのか:『選択の自由』の落とし穴」,ランダムハウス講談社,2004.
選択肢が増えると選ぶこと自体が苦痛になることを説得的に論じています. こなれた訳で大変読みやすいのですが,原書にあった註(参考文献を含む)と索引を省略しているのがとても残念です.

Robbins, S.P., Decide & conquer: Make winning decisions and take control of your life, Pearson Education, 2004.
ロビンズ,S.P.(清川幸美訳),「もう決断力しかない:意思決定の質を高める37の思考法」,ソフトバンクパブリッシング,2004.

小松美彦,「自己決定権は幻想である」,洋泉社,2004.

堀内圭子,「<快楽消費>する社会:消費者が求めているものはなにか」(中公新書1747),中央公論社,2004.

Surowiecki, J., The wisdom of crowds, Broadway Books, 2004.
スロウィッキー,J.(小高尚子訳),「『みんなの意見』は案外正しい」,角川書店,2006.
いわゆる研究書ではなく,教科書でもない.良い意味での一般向け解説書.川喜田二郎の組み立て民主主義などに共感する人には容易に受け容れられるメッセージを伝えています.読みやすい訳で助かりますが,原注を省略したり本文にも省略が見られる(例えば「まえがき」のスコーピオン号発見の詳細をどこで調べられるか)ので完訳ではありません.内容に関心をもってより深く知りたい人は原書を見なければならないことがあります.よほど評判になった本なのか書評が沢山

小島寛之,「確率的発想法」(NHKブックス991),日本放送出版会,2004.

小島寛之,「使える! 確率的思考」(ちくま新書565),筑摩書房,2005.
軽そうなタイトルとは裏腹に,意思決定とは何か,確率的判断とはなにかを考え直す機会も与えてくれる.第III部確率と意思決定を中心に,ベイズ推定の他,事例ベース意思決定理論などの紹介も便利.

茂木健一郎,「脳と創造性:『この私』というクオリアへ」,PHP, 2005.

広田すみれ・増田真也・坂上貴之(編著), 「心理学が描くリスクの世界:行動的意思決定入門 改訂版」,慶應義塾大学出版会,2006.
2002年に出た同名書の改訂版.認知的アプローチ(これが狭い意味での行動的意思決定論),対人的アプローチ(意思決定の社会心理学的側面),行動的アプローチ(動物の選択行動),社会的アプローチ(集団行動)にそれぞれ1章を当てている.

繁桝算男, 「後悔しない意思決定」(岩波科学ライブラリー129),岩波書店,2007.
主観的期待効用モデルを中心に据えた意思決定論の入門書.今までありそうでなかった.

渡辺健介,「世界一やさしい問題解決の授業」,ダイヤモンド社,2007.
中高生向けの問題解決法の本.巻末に意思決定ツールとして精神的代数の拡張版と多属性意思決定事態の属性値表による表現の2つのデシジョンエイドが取り上げられている.

下條信輔,「サブリミナル・インパクト:情動と潜在認知の現代」(ちくま新書757),筑摩書房,2008.
第3章 消費者は自由か

奥田秀宇,「意思決定心理学への招待」(新心理学ライブラリ別巻),サイエンス社,2008.

竹村和久,「行動意思決定論:経済行動の心理学」日本評論社,2009.

Iyengar, S., The art of choosing, Twelve, 2010.
アイエンガー,S.(櫻井祐子訳),「選択の科学:コロンビア大学ビジネススクール特別講義」,文藝春秋,2010.


INFORMS/SDA - Decision Analysis Books More book information
現在行方不明.かわりに
The Field of Decision Analysis
を挙げておきます.(2002/04/11)

行動的意思決定論の最近の主要な応用分野のひとつである行動ファイナンスに関しては,行動ファイナンス・オンライン研究所のホームページに詳しい文献リストがあります(2004/05/09)

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古典(フォン・ノイマン以前)

Laplace, P.-S., Essai philosophique sur les probabilites. 1814.
ラプラス(内井惣七訳),「確率の哲学的試論」(岩波文庫),岩波書店,1997.
「古典的確率論」の体系化.

教科書などの関連の章

Coombs,C.H., Dawes, R.M., & Tversky, A., Mathematical psychology: An elementary introduction. Englewood Cliffs,NJ: Prentice-Hall, 1970.
クームズほか(小野茂監訳),「数理心理学序説」,新曜社,1974.
第5章 個人の意思決定
第7章 ゲーム理論

Lindsay, P.H. & Norman, D.A., Human information processing: An introduction to psychology, 2nd Ed. Academic Press, 1977.
第14章 問題解決と意思決定

佐伯胖,判断と決定の情報処理過程,坂元昂編,「現代基礎心理学7: 思考・知能・言語」,東京大学出版会,1983. pp.107-136(第4章)

佐伯胖,「認知科学の方法」(認知科学選書10),東京大学出版会,1986.
第2章 人間の合理性−規範的合理性の仮説をめぐって

池田謙一・村田光二,「こころと社会:認知社会心理学への招待」, 東京大学出版会,1991.ISBN:4-13-013082-X
第4章 決める<こころ>

山下利之,「ファジィ:心理学への展開」,垣内出版,1992.
第10章 職業へのファジィ意思決定(pp.150-163)

高橋和弘,判断と意思決定,多鹿秀継編, 「認知と思考:思考心理学の最前線」,サイエンス社,1994, pp.34-55 (第3章)

森敏昭・井上毅・松井孝雄,「グラフィック認知心理学」,サイエンス社, 1995.
第11章 意思決定

Holyoak, K.J. and Thagard, P., Mental leaps: Analogy in creative thought. MIT Press, 1995.
ホリオーク/サガード(鈴木宏昭・河原哲雄監訳)「アナロジーの力:認知科学の新しい探求」,新曜社,1998.
第6章 意思決定におけるアナロジー

竹村和久,意思決定とその支援,市川伸一編,「認知心理学4:思考」, 東京大学出版会,1996. pp.81-105 (第4章)

中谷内一也,社会的判断と意思決定,内山伊知郎編,「社会心理学」 (K・P・Sシリーズ7),建帛社,1996.pp.101-123 (第5章)

岡本栄一,「現代心理学の論理」,海外出版貿易,1997.
著者の50年に渡る心理学研究の集大成.第4章 モデルとその鍵に AHPに関する議論あり.

小橋康章,選択支援システムの支援性,支援基礎論研究会編,「支援学:管理社会をこえて」,東方出版,2000. pp.218-232. (第12章)

山岸侯彦,推論と意思決定,都築誉史編,「認知科学パースペクティブ:心理学からの10の視点」,信山社, 2002. pp.133-153. (第5章)

秋山学,旅行のプランニング過程:パッケージツアーの選択,前田勇・佐々木土師二監修,小口孝司編,「観光の社会心理学:ひと,こと,もの−3つの観点から」(千葉大学文学部人文科学叢書),北大路書房,2006.pp.58-73 (第5章)

小橋康章,意思決定,高野陽太郎・波多野誼余夫編,「認知心理学概論」(放送大学印刷教材),(財)放送大学教育振興会,2006. pp.136-144. (第13章)

Review Papers (展望論文)

Edwards, W. The theory of decision making. Psychological Bulletin, 1954, 51, 380-417.
ここからすべてがはじまった.

Edwards, W. Behavioral decision theory. Annual Review of Psychology 1961 12 473-498

Rapoport, Amnon; Wallsten, Thomas S. Individual decision behavior. Annual Review of Psychology 1972 23 131-176

Einhorn, Hillel J.; Hogarth, Robin M. Behavioral decision theory: Processes of judgment and choice. Annual Review of Psychology 1981 32 53-88

Pitz, Gordon F.; Sachs, Natalie J. Judgment and decision: Theory and application. Annual Review of Psychology 1984 35 139-163

Payne, John W.; Bettman, James R.; Johnson, Eric J. Behavioral decision research: A constructive processing perspective. Annual Review of Psychology 1992 43 87-131

Journals (専門雑誌)

Journal of Behavioral Decision Making

Organizational Behavior & Human Decision Processes

Acta Psychologica

Journal of Personality & Social Psychology

Journal of Risk and Uncertainty

INFORMS/SDA - Decision Analysis Journals
More detailed information on journals
意思決定関連専門雑誌(英文)についてのより詳しい情報

Special Issues (雑誌特集)

特集:意思決定,心理学評論,1994, Vol.37, No.3.
編集:繁桝算男,執筆者:繁桝算男,松田紀之,土田昭司,小橋康章, 椎名乾平,竹村和久,宮埜壽夫,楠見孝,坂上貴之,岡本栄一,小野茂, 中原淳一,齊藤洋典,亀田達也,富山慶典.

特集: 選択行動研究の現在 行動分析学研究,1997?, Vol.11.No.1+2
編集:伊藤正人

特集:意思決定のプロセスモデル,認知科学,1998, Vol.5, No.4.
編集:山岸侯彦,執筆者:Ola Svenson,竹村和久,Maarten van Someren, Frank Yates, 秋山学,瀧川哲夫・黒澤勝士.
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